マンション売却の特別控除とは?

マンション売却の特別控除について

マンション売却の特別控除について

マンション売却を検討している人は、特別控除について知っておきましょう。
通常、マンション売却を行って利益が出ると、利益を譲渡所得として確定申告しなければなりません。
そして、所得税と住民税を支払う必要がありますが、この税金に対して特別控除が設けられているため、減額できるケースがあるのです。
特別控除について知らずに、マンション売却をしてしまうと損をする恐れがあるため、マンション売却をする前に確認しておきましょう。
譲渡所得税とは、例えば3000万円でマンションを購入し、4000万円で売却できたときに利益は1000万円と見なされ、1000万円の部分に税金が掛かるのです。
しかし、一般的には売却価格が購入価格を上回ることはないでしょう。
マンション売却価格が購入価格よりも安い場合や、利益が出ても3000万円以下であれば、税金の対象とはならないため、安心してしまいがちですが、確定申告を忘れてはなりません。
マンション売却の価格がいくらであっても確定申告をしてください。

特別控除が適用になる場合

特別控除が適用になる場合

マンションを親族や同族会社へ売却する場合は、特別控除の適用外となるため注意しましょう。
特別控除と、軽減税率の特例の2つも適用することができます。
所有期間10年を超えている居住用財産を譲渡した場合に、軽減税率の特例が適用され、できるだけ所得税が発生しないような仕組みとなっているのです。
税率は、3000万円特別控除後の譲渡所得のうち6000万円以下は、所得税10%、住民税4%で合計39%の税率となります。
6000万円超えの部分は所得税15%、住民税5%となり、合計税率が20%です。
特別控除があることで相続財産が売却しやすくなり、空き家を減らすことにつながります。
建物を壊したとしても特別控除の適用となるため、利用してみてはいかがでしょうか。
場合によっては、適用外となるため確認が必要です。
不動産売却の知識がなければ、損をすることがたくさんあります。
マンション売却の際には、不動産売却の専門家に相談しながら、手続きをしていくことをおすすめします。

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