マンション売却に掛かる固定資産税とは

厄介な固定資産税

厄介な固定資産税

マンション売却を検討している人は、特別控除について知っておきましょう。
固定資産税とは、土地や建物などの不動産に課される税金のことです。
毎年、1月1日に課税され、1年分を納税する必要があります。
1年経過する前に、マンション売却を行っても、売却者が支払わなければなりません。
固定資産税は様々な税金の中でも厄介な税金と言えるでしょう。
マンション売却を行った時点で、既に税金を支払っていることが多く、購入者との間で精算しなければならないため、非常に厄介です。
税額を知りたい人は、固定資産課税台帳に登録されている標準額に、1.4%の標準税率を掛けて算出してみると良いでしょう。
そして、固定資産税の精算をマンション売却時に購入者と行ってください。

固定資産税の精算について

固定資産税の精算について

決算日は通常、1月1日か4月1日です。
どちらの日程にするかは、媒介業者が決めることが多いでしょう。
例えば、1月1日を決算日として物件を6月1日に引き渡した場合、引き渡し日は購入者側の負担が大半となります。
売却者は1月1日から5月31日の151日分、購入者は6月1日から12月31日までの214日分となり、固定資産税の負担額が決まるのです。
売却者が購入者の代わりに支払っている場合は、納税した分を受け取って精算します。
この精算方法は法律で決まっているわけではありません。
しかし、民間業者では主流となっており、一般的にはこの方法で精算されることが多いです。
マンション売却者と購入者、どちらも納得しなければ精算もできないでしょう。
多額のお金が絡むため、お互い納得しなければなりません。
精算方法がよくわからない場合は、不動産売却に詳しい業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
マンション売却者と購入者では話がまとまらないことがあります。
不動産売却の専門業者に仲介してもらうことで、お互いが納得した形で取引ができるのではないでしょうか。

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